公演概要
 — Performance
outline — 

発売中
松竹大歌舞伎

日時:

2018 年 09 月 01 日(土)
14:00 開演(13:15 開場)

会場:

料金:

全席指定
S席5,000円(友の会 4,500円)
A席3,000円(友の会 2,700円)
※税込
※未就学児の入場はご遠慮ください。

チケット発売日:

窓口販売
2018 年 06 月 08 日(金)10:00~
インターネット販売
2018 年 06 月 08 日(金)13:00~

問い合わせ:

主催:

プレイガイド:

概要:

『義経千本桜』は歌舞伎の三大名作のひとつとして上演を重ねる人気作品です。源平合戦後、数奇な運命を辿る源義経を軸に描かれた全五段の義太夫狂言で、『道行初音旅』と『川連法眼館』は四段目にあたります。源義経を恋い慕う静御前と、親を乞う子狐の情愛を中心とした傑作をお楽しみください。

出演:

片岡 愛之助
中村 松   江
中村 壱太郎
中村 寿治郎
市川 猿   弥
上村 吉   弥
市川 門之助

演目:

義経千本桜
一、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)(50分)

義経千本桜
二、川連法眼館(かわつらほうげんやかた)(70分) ※休憩30分

【道行初音旅】
桜満開の吉野山へやって来たのは源義経の愛妾、静御前。源平合戦後、兄・源頼朝の不興を招き、都を追われた義経一行は、静御前と伏見稲荷で別れた後、吉野の山中に身を寄せていた。その噂を聞いた静御前は、義経の忠臣・佐藤忠信を伴い、恋しい義経の後を追ってきたのだった。
旅の道中、静御前は忠信の姿を見失ってしまうが、義経から形見として預かった初音の鼓を打つと佐藤忠信は再び姿を現す。そして二人は、屋島の合戦で命を落とした忠信の兄を思い出し、次第に涙に暮れる。と、そこへ頼朝側の追っ手の逸見藤太が家来を引き連れてきて……。
花盛りの吉野山を背景に、静御前と忠信の道行が艶やかな舞踊で表現される華やかな一幕をお楽しみください。

【川連法眼館】
吉野の山中にある川連法眼の館では源義経がかくまわれていた。川連法眼は、頼朝方に露見し、義経の身柄を差し出すよう迫られていたが、妻飛鳥に義経を守り抜く覚悟であることを打ち明ける。
そこへ、義経の忠臣・佐藤忠信が訪ねてくる。義経は伏見稲荷で預けた静御前の様子を尋ねるが、忠信は覚えのない様子。まもなくすると静御前も現れるが、はぐれたはずの忠信を見て驚く。義経は同道した忠信の詮議を命じ、静御前は初音の鼓を打つ。すると、もうひとりの忠信が忽然と姿を現したのだ。実は、この忠信、初音の鼓の皮を親とする狐の子。親を慕う子狐は、忠信に姿を変えて、静御前と鼓を守ってきたのだった。子狐の孝心に心打たれた義経は、子狐に初音の鼓を与える。すると、子狐は喜び……。
通称「四の切」と呼ばれるこの場面。狐忠信がその正体を顕す場で、「狐詞」と呼ばれる独特な台詞廻しや、「毛縫い」と呼ばれる狐衣裳への鮮やかな早替りが眼目です。親子の情愛や狐と人間との慈愛を描いた心温まる物語をご覧ください。

 

プロフィール:

■片岡愛之助 かたおか あいのすけ (六代目松嶋屋)
昭和47年生まれ。昭和56年12月に十三世片岡仁左衛門の部屋子となり、南座『勧進帳』の太刀持音若で片岡千代丸を名のり初舞台。平成4年1月に片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座『勧進帳』の駿河次郎ほかで六代目片岡愛之助を襲名。上方歌舞伎の継承者として期待を背負うと共に、古典の復活や新作にも力を入れている。昨年は新国劇の『月形半平太』や松竹新喜劇の『四海波』を歌舞伎作品化して主演した。『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』では得意の早替りで五役を踊り分けた。永楽館歌舞伎やシスティーナ歌舞伎では座頭を勤める。

■中村 松江 なかむら まつえ (六代目 加賀屋)
昭和41年生まれ。中村東蔵の長男。昭和51年4月歌舞伎座『鏡獅子』の胡蝶で中村勝行の名で初お目見得。同年11月歌舞伎座『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』の鶴千代で四代目中村玉太郎を名のり初舞台。平成18年4月歌舞伎座『関八州繋馬(かんはっしゅうつなぎうま)』の源頼平ほかで六代目中村松江を襲名。父に似て鷹揚な雰囲気だが立役として白塗りの二枚目から敵役まで手堅い。『土蜘』の渡辺綱や『仮名手本忠臣蔵』「七段目」の矢間重太郎などで、端正な容姿から爽やかな武将の印象を与える。一方昨年は『里見八犬伝』の金碗大輔で誠実な忠臣の大きさを『連獅子』の間狂言の僧で軽妙さを見せた。

■中村壱太郎 なかむら かずたろう (初代 成駒家)
平成2年生まれ。中村鴈治郎の長男。祖父は坂田藤十郎。平成3年11月南座『廓文章』の藤屋の手代壱太郎で本名で初お目見得。平成7年1月大阪・中座『嫗(こもち)山姥(やまんば)』の一子公時で初代中村壱太郎を名のり初舞台。平成26年に日本舞踊吾妻流七代目の家元・吾妻徳陽を襲名。幼少時から舞踊や邦楽の基礎を積み重ね、芸熱心な花形の女方。祖父・坂田藤十郎が大切にする上方作品を受け継ぎ『帯屋』のお半と長吉を一人二役で演じ分けるのも三度目となった。昨年は『番町皿屋敷』の腰元お菊を初役で演じ、新春の坂東玉三郎舞踊公演では『鷺娘』にも挑戦した。

■市川門之助 いちかわ もんのすけ (八代目 瀧乃屋)
昭和34年生まれ。七世市川門之助の長男。昭和44年2月歌舞伎座『義経千本桜』「鮨屋」の六代君ほかで二代目市川小米を名のり初舞台。平成2年12月歌舞伎座『義経千本桜』「四の切」の義経で八代目市川門之助を襲名し名題昇進。面長な顔立ちと品格ある立ち姿から『義経千本桜』の義経のような白塗の立役が似合う一方、亡父が得意とした女方も兼ねる。昨年の『鎌倉三代記』の藤三郎女房おくるや『実盛物語』の小万では、義太夫狂言の風情を見せた。また『歌舞伎座捕物帖(こびきちょうなぞときばなし)』では竹本の太夫・鷲鼻少掾役で義太夫を披露し新たな一面を見せた。

CM:

チラシ:

サムネイル