ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)
サン=サーンス / 死の舞踏
フランク / ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ドビュッシー / ヴァイオリン・ソナタ
ショーソン / 詩曲
ラヴェル / ツィガーヌ
■ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン) Nemanja Radulović, Violin
1985年セルビア(旧ユーゴスラビア)生まれ。7歳で音楽を始め、ドイツのザールランド州立音楽演劇大学、ベオグラード大学の芸術音楽学部で学んだ後、14歳で渡仏。15歳でパリ国立高等音楽院に入学しP.フォンタナローザに師事、さらにメニューイン、アッカルドの指導を受ける等、研鑽を積む。
2001年エネスコ国際、03年ハノーファー国際をはじめとする5つのコンクールで第一位を獲得するなど受賞多数。
欧米およびアジアの主要オーケストラと共演するほか、世界の主要コンサートホールで公演を行う。
日本における人気も高く、これまでに東響、読響、大フィルをはじめとするオーケストラとの共演、リサイタル、そして弦楽ユニット“悪魔のトリル”との公演を行っている。また17年7月放送のテレビ朝日「題名のない音楽会」出演は大きな反響を呼んだ。
これまで数々のCDをリリースしており、2014年にドイツ・グラモフォンと契約。最新CDは、「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」。
■ロール・ファヴル=カーン(ピアノ) Laure Favre-Kahn, Piano
アヴィニョンの音楽院でピアノを学び、引き続きパリ国立高等音楽院でブルーノ・リグットに師事、プルミエ・プリを得て17歳で卒業。2001年国際プロ・ピアノ・コンクール(ニューヨーク)で第一位を獲得、さらに“プロ・ピアノ・アーティスト・オブ・ザ・イヤー2001”に選出された。
ソリストおよび室内楽奏者として欧米、アジアで活躍するほか、ショパン、エヴィアン、モンペリエをはじめとする著名音楽祭に招かれ出演。また、2013年のアヴィニョン音楽祭では作曲家ショパンをテーマにした創作舞台作品(俳優シャルル・ベルランとの共演による)を発表、話題を呼んだ。
これまでにレイナルド・アーン作品集、ラフマニノフ作品集、ショパン・ワルツ、ゴットシャルク作品集、小品集「焔に向かって」を含む9枚のCDをリリース。
2004年より、フィリピンのストリート・チルドレンを支援する組織カメレオン・アソシエーションの親善大使として活動している。