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公演情報詳細
高崎演能の会 特別公演
2023年3月2日(木)13:00開演(12:00開場)
スタジオシアター
終了
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【演目と出演】
仕舞「難波」
   藤波重彦
仕舞「網之段」
   山階彌右衛門
仕舞「鞍馬天狗」
   観世三郎太
地謡 武田尚浩
   清水義也
   坂口貴信
   金子聡哉

狂言「貰聟」(和泉流)
 舅 野村万作
 夫 高野和憲
 妻 飯田豪

舞囃子「羽衣」
和合之舞
    観世清和
 笛  松田弘之
 小鼓 観世新九郎
 大鼓 柿原弘和
 太鼓 林雄一郎
 地謡 浅見重好
    藤波重彦
    角幸二郎
    坂井音雅
    井上裕之真

(休憩20分)

能「安宅」(観世流)
勧進帳 瀧流之伝
 武蔵坊弁慶 下平克宏
 源義経 清水義久
 富樫  殿田謙吉
 山伏  坂井音隆
 山伏  木月宣行
 山伏  大槻崇充
 山伏  野村昌司
 山伏  松木千俊
 山伏  大松洋一
 山伏  坂井音雅
 山伏  藤波重孝
 山伏  上田公威
 強力  深田博治
 富樫の下人 中村修一
 笛   松田弘之
 小鼓  観世新九郎
 大鼓  柿原弘和
 後見  山階彌右衛門
     坂口貴信
     観世三郎太
 地謡  岡久広
     武田尚浩
     浅見重好
     藤波重彦
     角幸二郎
     清水義也
     新江和人
     関根祥丸

終了予定 15時50分

【あらすじ】
狂言「貰聟」もらいむこ
大酒飲みの男が泥酔して帰宅し、妻と口論となり、妻を追い出してしまう。妻は子を残して家を出て、実家に身を寄せる。翌朝、男は昨晩の事を思い出し後悔し、もしや舅のところに居るのではと、舅宅を訪ねる。親は娘をかばおうと男に抵抗する。必死に頼み込む男の姿に心変わりした妻は、夫と二人で親を突き飛ばし、帰ってゆくのであった。

舞囃子「羽衣」はごろも
羽衣を身に纏った天人は、三保の松原にて、優雅で美しい舞を舞い、地上には数々の宝物を降らし、富士山のはるか上空の天上へと帰ってゆきます。舞囃子とは、演目の中心となる場面を、シテが紋付・袴(裃のこともある)姿にて、地謡と囃子を伴って舞います。また、和合之舞の小書(特殊演出)により、舞や地謡に緩急がつき、より印象深い舞となります。
能「羽衣」の最高潮の場面が演じられます。

能「安宅」あたか
義経一行は、奥州藤原氏を頼って落ち延びる途中、加賀国安宅の関に着く。関には、関守の富樫が頼朝の命を受け、偽山伏を捕縛せんと待ち構えていた。弁慶は東大寺再興の勧進の為の山伏で、諸国を行脚しているのだと偽る。さらに富樫の求めに応じて、勧進帳を高らかに読み上げる。その気迫に圧倒された富樫は、一行の通過を許すが、然し強力に変装した義経を見咎める。窮地に追い込まれた弁慶は、咄嗟の機転を働かせ、強力の不徳を責め金剛杖で散々に打ち据える。終に富樫は、一行の通過を許すのであった。
やがて富樫は、義経一行を追い、己の非礼を詫び、酒宴となる。弁慶は延年の舞を舞い、義経一行は、無事に奥州へと旅立つのあった。
歌舞伎にも流用された名曲で、舞台には総勢25名もの能楽師が登場し、手に汗握る場面が次々に展開する大曲です。

【料金(税込)】
全席指定
S席 10,000円
A席 8,000円
B席 5,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※車椅子席・介助席のご購入は、高崎芸術劇場チケットセンター(TEL:027-321-3900)までお電話でお申し込みください。

【チケット発売】
《Web先行》
12月16日(金)10:00~
高崎芸術劇場メンバーズ限定(登録無料)
《電話》
12月20日(火)10:00~
高崎芸術劇場チケットセンター
TEL:027-321-3900(10:00~18:00)
《窓口》
12月21日(水)10:00~
高崎芸術劇場2Fチケットカウンター(10:00~18:00)
ほか高崎市内9か所の高崎市施設プレイガイド
※電話発売で完売した場合は、窓口での販売は行いませんのでご了承ください。

※イヤホンガイドはございません。

【高崎演能の会 プレ講座】
シテをつとめる観世流能楽師の下平克宏さんを講師に迎え、事前講座を開催します。映像や資料を交えて分かりやすく解説します。
申込み方法、内容は各日のページをご覧ください。

第1回 2023年2月1日(水)
「義経の悲運と、取り巻く人々」
第2回 2023年2月15日(水)
「弁慶と富樫、丁々発止の心理戦」

【主催】
高崎芸術劇場(公益財団法人 高崎財団)

観世清和(二十六世宗家)
殿田謙吉
野村万作(人間国宝)
下平克宏
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